初めてに最適なエントリーロボット掃除機/Roborock Q7B レビュー

初めてロボット掃除機を買うなら、まず低価格帯から試してみるのがおすすめ。その中でチェックしておきたいのが「Roborock Q7B」(Q7B52-04)。2万7300円(Amazon)で、LDSマッピング・吸引掃除・水拭きの基本3機能を押さえたエントリーモデルだ。

やや小さいボディで入り込む

本体は従来機より直径約2.6cm小さく、ダイニングチェアの脚の間や家具の隙間など、従来機が入り込めなかったスペースにも余裕で進入できる。コンパクト化というと性能を犠牲にするイメージがあるが、Q7Bは吸引力8000Paを維持している点が評価できる。

メインブラシはコーム状のスクレーパーを備えた新形状で、髪の毛やペットの毛が絡みにくい設計。サイドブラシも弧状の非対称デザインを採用し、遠心力を利用して長い髪などの絡まりを抑えながらゴミをかき集める。ブラシのメンテナンス頻度を減らしたい人には地味に効くポイントだ。

実際に使ってみた

床に落ちている髪の毛やホコリはしっかり吸い取れた。この価格帯の製品として、吸引力は十分だと感じる。アプリからは複数回の掃除スケジュール設定も可能で、外出中に自動で動かす使い方もしやすい。

水拭き機能はフラットタイプのモップを取り付ける方式。280mlの大容量水タンクを内蔵し、水量は3段階で調整できる。一度に広範囲を拭けるのは便利だ。

ナビゲーションはLDSレーザーセンサー

LDSレーザーセンサーが部屋を360度スキャンして高精度なマップを生成する。カメラは非搭載のため、細かな障害物の認識・回避はできない。掃除前に床の片付けをしておく必要がある点は覚えておきたい。

気になる点

障害物回避カメラが非搭載なため、ケーブル類や子どものおもちゃが散らかっていると引っかかることがある。ペットがいる家庭(特に毛の多い犬・猫)には、より高機能なモデルを選んだほうが安心かもしれない。

なお、上位モデルのQ7B+には自動ゴミ収集ドックが付属する。ゴミ捨ての手間を減らしたい場合はQ7B+も選択肢に入る。

こんな人に向いている

  • ロボット掃除機を初めて購入する人
  • 3万円以下で基本性能を押さえたい人
  • 一人暮らし〜2LDK程度のコンパクトな間取りの家庭
  • ペットなし、または短毛種のペットがいる家庭

まとめ

2万5000円前後でLDSマッピング・吸引掃除・水拭きの3機能を揃えたQ7Bは、コストパフォーマンスの高いエントリーモデルだ。カメラ非搭載による障害物回避の弱さはあるが、毎日の基本的な掃除をロボットに任せたいという用途であれば、十分に応えてくれる。

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この記事を書いた人

コヤマタカヒロ

1973年生まれのデジタル&家電ライター。大学在学中にストリートカルチャー誌「Boon」でライターデビュー。その後、PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。寄稿先はモノ雑誌から、ガジェット系Webサイト、家電ニュースサイト、ビジネス系メディアまで、多岐にわたる。執筆以外にアドバイザーなども行う。家電コミュニティ「家電総合研究所」を主催。調理家電のテストと撮影のための空間「家電スタジオ・コヤマキッチン」を用意。米・食味鑑定士の資格を所有。