いまやメインの掃除機となったコードレススティック掃除機。ダイソンが旗振り役として市場で拡大したこともあって、その多くがサイクロン式です。ところが今、コードレススティック掃除機にも紙パック式の流れが来ています。
というのも2023年8月29日。シャープが初となる紙パック式スティック掃除機を発表したんです。しかも紙パックに触ることなく、ボタンを押すだけで捨てられる業界初の構造付き。
シャープはこれまで「RACTIVE Air」ブランドで軽量コードレスを展開してきました。「EC-KR1」もやはり軽量。本体質量はわずか約1.3kgです。さらにこれまでのモデルで培った独自の低騒音化技術も投入。耳障りな音がないので数字以上に静かです。
ボタンを押すだけでゴミ捨て!
紙パックには約1.5ヶ月分のゴミが貯められるので、溜まったらぽいっと捨てるだけ。しかも本体内部に風の流路を確保することで吸引力の低下も防げるそうです。
発売は9月7日から。軽くて、静かでしかもごみ捨ての手間がかからない。 「RACTIVE Air EC-KR1」 はそんなコードレススティック掃除機なんです。
その他の紙パック式のコードレススティック掃除機
紙パック式を採用したコードレススティック掃除機はまだ他にもあります。一つが、22年12月に登場した日立の「かるパックスティック PKV-BK3K」。2ヶ月分のゴミを溜めることが可能できます。このモデルも流路を確保することで吸引力が低下しにくい仕組みです。
日立グローバルライフソリューションズ「かるパックスティック PKV-BK3K」
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本体ではありませんが、充電台に紙パック式のクリーンドックを備えているのがパナソニックの「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K」です。ほうきのようなスリムなボディを採用し、掃除が終わって本体を戻すと、自動でゴミを自動回収してくれます。ゴミは約1.5ヶ月分貯められるのでいっぱいになったらクリーンドックから取り出して捨てるだけです。
パナソニックの「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K」
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ゴミを触ったり飛び散るのが嫌
サイクロン式の掃除機の場合、ダストカップからゴミを捨てるときにホコリなどが飛び散ることがあります。また、髪の毛などが巻き付いた場合、手で外す必要があったりもします。紙パック式の掃除機ならその心配がありません。ごみ捨ての心配をしなくていいのが便利なんです。