もうブレーカー落ちで悩まない!巨大バッテリーで古い事務所の家電を動かす EcoFlow DELTA Proレビュー【PR】

アウトドアブームや防災ニーズなどで近年、注目を集めている製品があります。それがポータブル蓄電池です。内蔵しているバッテリーの容量にもよりますがスマートフォンを何10台も充電できるような大容量を搭載。さらにAC電源(コンセント)やDC電源(シガーソケット)を搭載し、家電やデジタルガジェットを充電したり、使ったりすることができます。

今回、ポータブル電源メーカーEcoFlowが、シリーズ最高傑作という大容量ポータブル蓄電池のクラウドファンディングをMakuakeにてスタート。実際にお借りすることができたので実際に使ってみました。 

こちらが「EcoFlow DELTA Pro」 です

まずは今回登場した「EcoFlow DELTA Pro」の基本仕様の一部を簡単に紹介していきましょう。

EcoFlow DELTA Proが内蔵するバッテリー容量はなんと3600Wh(1,125,000mAh)。つまり、スマートフォンの充電用に持ち歩くモバイルバッテリー(10,000mAh)の100個以上です。このためスマートフォンなら300回以上、ノートPCでも60回以上充電できます。さらに定格出力は3000W、瞬間出力6000Wに対応しているため、消費電力が1000Wを超える、家電製品も利用することができます。

本体サイズは幅28.5×奥行き63.5×高さ41.6cm、タワー型のデスクトップパソコンぐらいというとわかりやすいでしょうか。重量は約45kgあり、非常にヘビーですが、車輪と伸縮できるハンドルがついており、家庭内や舗装路などならキャリーバッグのように引っ張って動かすことができます。 

ハンドルを引き出してゴロゴロと引き歩けます。

EcoFlow DELTA Proが上限30Aの古い物件の救世主に!

筆者は家電ライターという仕事柄、毎日のように多くの家電を使ったり、試したり、ひっくり返して撮影したりしています。サイズの大きな調理家電を扱うことが多いので自宅以外にアパートを借りています。

そこで困っているのが電源問題。事務所が古いアパートなので、部屋の電流量が30Aまでしか使えません。そもそも部屋に引き込まれている電線が単相なので契約アンペアを30A以上に上げることができないのです。

30Aということは、単純計算で一度に使える家電は3000Wまで。エアコンと電子レンジ、炊飯器や食洗機をつい動かしてしまってブレーカーを落としてしまう、なんてことを何度もやってしまっています。そこで一部の家電を「EcoFlow DELTA Pro」に接続することで、ブレーカーが落ちるのを防ぎ、多くの家電が同時に使えるようにしてみました。 

オーブントースターや炊飯器、電気ケトル、コーヒーマシンなどが並ぶ棚。これでもほんの一部です。

まず、EcoFlow DELTA Proは延長ケーブルの使用は不可。壁のコンセントタップに直接挿します。AC電源からの充電は、特許出願済みの「X-Stream充電テクノロジー」により、わずか3.1時間でフル充電が可能です。夜寝ている間どころか、テレビを見たり、仕事をしている間に充電できます。あとは使いたい家電をEcoFlow DELTA Proに接続するだけです。

本体前面に配置するUSB端子やAC端子。

EcoFlow DELTA Proには前面に、4つのAC出力コンセントと、1つの30Aソケット、そしてUSB Type-A出力端子が4つ(うち2つは急速充電に対応)、USB Type-C出力端子を2つ搭載しています。この4つのAC出力コンセントに家電を繋ぎます。

あとはAC電源ボタンを押すと、家電への給電が始まる仕組みです。実際に炊飯器を接続してご飯を炊いてみました。お米を研いで内釜をセット。炊飯ボタンを押すと炊飯がスタート。DELTA ProのLCD画面にあるOUTPUTに消費電力が表示されます。 

炊飯器や電気ケトル、トースターも同時に使える

DELTA Proがすごいのはこのあとです。さらに別のACコンセントに消費電力が高い電気ケトルをセット。お湯を沸かしてみました。炊飯中の炊飯器と沸かしているときの電気ケトルはどちらも1000W以上の電力を使うため、最もブレーカーが落ちやすい組み合わせ。さらに電子レンジやコーヒーメーカーなどを使うとブレーカーは一発で落ちます。 

ところが、定格出力3000WのDELTA Proなら落ちないんです。炊飯器とケトルの加熱状態によって消費電力は刻々と変わります。ときには3000Wを超える瞬間もありましたが、瞬間出力は6000Wなので問題なく耐え、炊飯と沸騰を同時にクリアできました。 

電気ケトルや炊飯器を DELTA Pro に接続。

同じように朝のブレーカー落ちで最も多いのが、コーヒーメーカーとオーブントースターを使ったとき。ずらして使うようにしているのですが、たまにブレーカーを落としてしまっています。DELTA Proはこれもクリアしました。さらに同時に電気ケトルも使って見たところ、最大3700Wを超える消費電力を表示していましたが、それでも問題なくクリアしました。 

3000W近い消費電力でも問題なく動いています。

事務所を借りてから約3年。ずっと悩んでいたブレーカー問題がDELTA Proの導入で解決した、というわけです。ただし、使い方には一つ注意点があります。それが、DELTA Proを充電する電源コードは抜いておく、ということです。DELTA Proにはパススルー機能が搭載されているため、電源がつながっている場合は、バッテリーを消費せず、直接電気を流します。炊飯器だけを使う場合は問題ありませんが、複数の機器を使う場合、OUTOUTがINPUTを超えてしまい、安全のためにAC電源が切れました。DELTA Proの最大の特徴である3000Wの高出力を利用するためには電源ケーブルを抜き、バッテリーで駆動させる必要があります。 

オプションや複数利用で更にパワーアップ 

ブレーカーを落とさずに様々な調理家電を使うという当初の目的は果たしました。しかし、DELTA Proにはさらなる機能があります。最も惹かれているのが、DELTA Proを2台用意してDouble Voltageハブを利用することで、200Vの家電が使えるようになります。うちの事務所のように単相しか引き込まれていない古い物件では200V機器が利用できません。ところが、DELTA Proが2台あれば、200V駆動のIHクッキングヒーターや、エアコンを動かすことも可能です。 

別売のDouble Voltageハブ

また、災害時などに対応するため、蓄電容量をさらに増やしたい場合は、同じ容量3600Whエクストラバッテリーが接続できます。最大2つ接続できるため、最大容量は1万Wh超え。これなら長期間の停電にも耐えられそうです。 

アウトドアやガレージなどで利用したい場合は、同じデザインのガソリン発電機「EcoFlowスマート発電機」が用意されています。4Lのガソリンで5400Whの電力量を発電できるため、充電などができない場所でも安心。バッテリーが減って来たら自動的にチャージできます。また、大型のソーラーパネルなども用意。1枚400Wのソーラーチャージャーを3枚直列接続することで最大1200Wの発電ができます。これらの多彩なオプション品を活用することで様々な使い方ができそうです。

ガソリンで発電できる「EcoFlowスマート発電機」

屋内での家電利用だけでなくカーキャンプにも使える

DELTA ProはAC電源だけでなく、DC電源や、EVステーションなどでも充電が可能。本体質量は45kgと決して軽くはありませんが、カーキャンプなら持ち運べそうです。移動している間に車の中で充電しておけば、一泊二日ぐらいのキャンプの間、電気に困ることはなさそうです。

クルマのシガーソケットから充電できます。

普段は事務所に設置して調理家電に電源を供給。そして休みの日は頑張って車に積んでカーキャンプで使ったり、ガレージで電動工具をつなぐ、といった使い方ができます。ただし、これを持って階段の上り下りをするのは現実的ではないので、事務所がアパートの1階で良かったと思いました。 

DELTA Proを使っていて気になるのが、残りのバッテリー容量や、消費電力です。前面のLCD画面に表示されますが、あらに細かな情報も見たいもの。そんなときはスマホアプリです。 DELTA ProはWi-Fiに対応しており、簡単に接続できます。あとは専用アプリでバッテリーの状態や供給状況がチェックできます。設定画面では画面の明るさや表示時間などの細かな設定が可能。また、AC出力は通常12時間待機すると切れる仕組みですが、これも2時間から常時稼働まで設定を変えられます。

スマートフォンアプリから入出力の状態や細かな設定ができます。

DELTA Proの価格は25%オフで29万9000円(Makuake限定の先行販売価格)。大容量のため、決して安くはありませんが、事務所を引っ越す手間や、家賃の上昇を考えたら、非常にお得だと感じています。

●MakuakeのEcoFlow DELTA Pro」 プロジェクトページ(9/29まで)

【9/30(木)までプレゼントが当たる防災特集開催中!】EcoFlow公式サイト
https://jp.ecoflow.com/


この記事を書いた人

コヤマタカヒロ

1973年生まれのデジタル&家電ライター。大学在学中にストリートカルチャー誌「Boon」でライターデビュー。その後、PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。寄稿先はモノ雑誌から、ガジェット系Webサイト、家電ニュースサイト、ビジネス系メディアまで、多岐にわたる。執筆以外にアドバイザーなども行う。家電コミュニティ「家電総合研究所」を主催。調理家電のテストと撮影のための空間「家電スタジオ・コヤマキッチン」を用意。米・食味鑑定士の資格を所有。