オーバル鍋の全面加熱ができるパナソニックの新型IHがすごい!

パナソニックから新型のビルトインIHクッキングヒーター「Sシリーズ」が登場。都内で開催された説明会に参加してきました。

ビルトインIHクッキングヒーター KZ-CS17FK(ジェットブラック) 実勢価格38万2800円

今回登場した新Sシリーズは従来の約1.7倍の加熱エリアを確保。細長いオーバル鍋なども全面加熱することができます。加熱エリアは3つですが料理するメニューによって前エリアだけでなく奥エリアだけを使うことも可能です。

10個のピースコイルを制御できる新しい加熱方式を採用。鍋大きさに合わせて自動制御できる。

さらに面白いのが「匠加熱IH」です。これは三角形を6つ組み合わせた新形状ピースコイルに新インバーターによる制御を加えることで、中央加熱パターンと外側が熱パターンを切り替えられる仕組み。

6つのパターンを切り替えることで最適な加熱ができる仕組み。

さらに、低温度域をすばやく検知する「光センサー+」も搭載し、素早く温度を検知して対流加熱を行う仕組み。煮込み時のかき混ぜが不要になる「煮込みアシスト」機能も搭載しており、肉じゃがやごちそうのアクアパッツァ等10以上のメニューが利用できます。

スマホアプリ「Kitchen Pocket」で煮込みアシストメニューが選べる。

アイアンシェフによる調理デモも実施

説明会では中華料理店「トゥーランドット臥龍居」のオーナーシェフであり、アイアンシェフの肩書きを持つ脇屋友詞氏による実演も行われた。

TV番組「アイアンシェフ」でも活躍した脇屋友詞氏。焼きそばはレンジでチンした後、下味を付けて麺を焼いておくのがコツとのこと。

作っていただいたのは「海老とレタスのあんかけ焼きそば」と「ピータンとアヒルの塩卵入り卵焼き」の二品。自宅でもIHを使っているとのことで、新Sシリーズでささっと料理を作ってくれました。

「ピータンとアヒルの塩卵入り卵焼き」はラクッキンググリルで調理。

新Sシリーズで調理した焼きそばは絶品。脇屋シェフは中華のような高火力が求められる料理もIHで美味しく調理できると話してくれました。

Sシリーズで作れる多彩なメニューがこちら

この記事を書いた人

コヤマタカヒロ

1973年生まれのデジタル&家電ライター。大学在学中にストリートカルチャー誌「Boon」でライターデビュー。その後、PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。寄稿先はモノ雑誌から、ガジェット系Webサイト、家電ニュースサイト、ビジネス系メディアまで、多岐にわたる。執筆以外にアドバイザーなども行う。家電コミュニティ「家電総合研究所」を主催。調理家電のテストと撮影のための空間「家電スタジオ・コヤマキッチン」を用意。米・食味鑑定士の資格を所有。