コース選択不要で全自動で食器洗いができるパナソニック「9Plus series」が欲しい!

今の家に住んで約7年。そろそろ買い換えたいなと考えている家電がいくつかあります。その一つがビルドイン食器洗い乾燥機。システムキッチンセットについていたもので、実は自分で選んでいなかったんです。

というにおも、ビルトインタイプの食器洗い乾燥機の性能はそれほど大きな差がなく、どれでもいいだろうというのが当時の考え方でした。そんな魅力的な食器洗い乾燥機が登場しました。パナソニックのビルトイン食器洗い乾燥機「9Plus series」です。

フラグシップモデルの ビルトイン食器洗い乾燥機 「NP-45KD9AP」

液体洗剤の自動投入が可能

「9Plusseries」の最大の特徴は業界初となる液体洗剤の自動投入機能を搭載することです。食器洗い乾燥機のドア部分に、食器洗い洗剤を入れるタンクを搭載。食器をセットした後にコースを選ぶ必要がないという理由です。

ドア横に洗剤を入れるタンクを配置

これまでの食器洗い乾燥機では食器を入れた量を自分で見て、「少量」コースだなとか、「普通」にしようと、コースを選ぶ必要がありました。「9Plus series」は「おまかせ」にしておくだけでOK。自動的にお皿の量や汚れ具合を検証して最適な洗剤の量で洗ってくれるというわけです。

細かな設定も可能だが、基本手kにはおまかせでOK

朝のお皿と夕食のお皿をまとめ洗いできる

さらに魅力的なのが「9Plus series」のまとめ洗い機能です。朝食で使ったお皿をセットすると庫内にナノイーXを充満させて匂いなどを抑えることで、夕食のお皿などと一緒に洗えるというもの。洗浄力が高いので朝食で使った汚れたお皿は時間が経っても問題なく、綺麗にできるとしています。

3Dプラネットアームノズルが回転しながら洗浄してくれる。

朝食で使ったちょっとだけのお皿のために食器洗い乾燥機を回すのは抵抗があったので、このまとめ洗い昨日はエコ、節約はもちろんのこと、日々の使い勝手の面でも重宝しそうです。

バスケットを取り出したところ。たっぷりの食器が入れられます。

ラインナップは3種類。ドアをタップするだけで自動的にオープンするフラグシップモデル「NP-45KD9AP」と、フロートオーブン機能を搭載しない「NP-45MD9WP(ドア面材型)」、「NP-45MD9SP」(ドアパネル型)。

なお、内部カラーが近年のシステムキッチンのトレンドに合わせてブラック調になっているのもポイントです。

取り付け幅45センチのバスケットタイプの食器洗い乾燥機としては非常に魅力的なモデル。バスケット内のかごも改良されており、フライパンなども起きやすくなっていた。システムキッチン廻りのリフォームを考える時には是非、候補にしたいモデルだ。

この記事を書いた人

コヤマタカヒロ

1973年生まれのデジタル&家電ライター。大学在学中にストリートカルチャー誌「Boon」でライターデビュー。その後、PCやデジタルガジェット、白物家電を専門分野として執筆活動を展開。寄稿先はモノ雑誌から、ガジェット系Webサイト、家電ニュースサイト、ビジネス系メディアまで、多岐にわたる。執筆以外にアドバイザーなども行う。家電コミュニティ「家電総合研究所」を主催。調理家電のテストと撮影のための空間「家電スタジオ・コヤマキッチン」を用意。米・食味鑑定士の資格を所有。